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売上の向上につながるマーケティング施策を実施するには、顧客のフェーズを適切に細分化し、フェーズごとに必要なアプローチを行うことが重要です。一連のマーケティングフェーズのうち、まだ自社の顧客ではない潜在顧客から見込み客を創出する活動を、リードジェネレーションといいます。
リードジェネレーションで見込み客を創出した後は、自社の商品やサービスの価値を知ってもらうための情報提供を行い、将来的に顧客になってもらうことを目指します。そのため、リードジェネレーションは企業にとって重要なマーケティング施策です。
リードジェネレーションでは、潜在顧客の役に立つ魅力的なコンテンツの提供が鍵となります。それにより、顧客も課題解決につながる情報が得られるメリットがあります。
自社にリードジェネレーションのノウハウがないなど、課題を抱えている場合はリードジェネレーションサービスの活用がおすすめです。
この記事では、リードジェネレーションサービスの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイント、おすすめのサービスをご紹介します。リードジェネレーションで効果を上げて、自社の顧客を増やしたいマーケティング担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、おすすめのリードジェネレーションサービスを3つご紹介します。
サービスによって、見込み客創出のアプローチ方法は違います。自社のターゲットにアプローチできるサービスを選んでみてください。
【アプローチ手法】
CRMを基盤としたWeb集客・フォーム・LP・Eメール・MAによる統合型リード獲得
【特徴】
HubSpotは、顧客管理(CRM)を中心に、リードジェネレーションから育成、商談化までを一気通貫で管理できるプラットフォームです。フォーム作成、LP作成、CTA設置、チャットボット、Eメール配信、広告連携など、見込み客獲得に必要な機能を幅広く備えています。
獲得したリード情報がCRMへ自動蓄積されるため、その後の営業連携やナーチャリングまでスムーズに進めやすい点が強みです。
また、アクセス解析やCV分析も行いやすく、データドリブンな改善を継続しやすいサービスとして、多くの企業に導入されています。
【初期費用】
無料プランあり
【価格】
無料プランあり(有料プランは機能・利用人数に応じて変動)
【アプローチ手法】
BtoB専門メディア会員へのコンテンツ提供
【特徴】
アイティメディア株式会社が保有する、117万人を超える会員データベースにアプローチできます。業種や従業員数、勤務地、役職などターゲットを細かく絞って見込み客の創出が可能です。
自社で用意したコンテンツのダウンロードや閲覧と引き換えに、会員の情報を取得します。事前に約束した創出リード数を保証してくれるため、費用が無駄になるリスクもありません。
IT・産業・ビジネス分野の専門メディアに集まる、情報収集に意欲的な潜在顧客がアプローチ対象のため、購買につながる良質な見込み客と接点を持てることが強みです。
【初期費用】
要問い合わせ
【価格】
要問い合わせ
【アプローチ手法】
サービス比較サイトへの掲載
【特徴】
「BOXIL SaaS」は、法人向けクラウドサービスに特化した比較サイトです。サービス導入に関心のある、15万人以上の潜在顧客が会員登録しています。事業の強みや特徴を、口コミと比較表でわかりやすく訴求可能です。
会員からの資料請求に応じてホワイトペーパーなどのコンテンツ提供を行い、コンタクトのとれる見込み客を創出します。掲載カテゴリは250以上に細分化されており、自社のサービスに適したカテゴリを提案してくれます。
比較中のサービスは一括で資料請求ができるため、自社の知名度が高くなくても有名ツールと一緒に資料請求してもらえるチャンスがあります。サイトへの掲載後から創出したリードの情報が自動で提供されるため、手間をかけることなくリードの創出が期待できます。
【初期費用】
要問い合わせ
【価格】
要問い合わせ
【アプローチ手法】
インタラクティブコンテンツによるWebサイト改善
【特徴】
通常、Webコンテンツは、企業からユーザーに対して一方的に情報が提供されます。インタラクティブコンテンツは「ユーザーがクイズに答えると、おすすめのサービスが紹介される」といった、双方向的なやりとりが可能なコンテンツです。
「LOGLY Engage」は、診断やクイズ、ポップアップなどの動きのあるコンテンツが作成できるサービスです。
インタラクティブコンテンツはユーザー自身が必要な情報を選ぶため、ユーザーの課題解決につながる情報を提供できる可能性が高まります。また、能動的な操作によってユーザー体験が向上し、コンバージョンにつなげやすくなります。
eBookなどのダウンロードをコンバージョンとして設定し、ユーザーにコンタクト情報を提供してもらうことで、見込み客の創出が可能です。
【初期費用】
要問い合わせ
【価格】
要問い合わせ
【アプローチ手法】
日程調整・問い合わせ獲得支援
【特徴】
ビビットリンクは、BtoB企業向けに見込み客獲得や商談機会創出を支援するサービスです。新規開拓営業の負担軽減を目的に、ターゲット企業へのアプローチや問い合わせ獲得を支援します。
自社内で営業リソースが不足している企業や、新規開拓を加速させたい企業にとって活用しやすい点が特徴です。
成果報酬型のプランに対応している場合もあり、初期リスクを抑えながら導入を検討しやすいサービスといえます。
【初期費用】
要問い合わせ
【価格】
要問い合わせ
【アプローチ手法】
国産MAツールによる顧客へのアプローチ・リード獲得
【特徴】
SATORIは、見込み客獲得から育成まで対応できる国産マーケティングオートメーションツールです。実名情報を取得する前の匿名ユーザーにもアプローチできる点が大きな特徴です。
ポップアップ、フォーム、メール配信、スコアリングなどの機能を活用し、Webサイト訪問者を効率的にリード化できます。
日本企業向けに設計されたUIやサポート体制にも定評があり、MAを初めて導入する企業にも選ばれています。
【初期費用】
300,000円(税別)
【価格】
148,000円~/月(年間契約)
【アプローチ手法】
広告効果測定・流入分析によるリード獲得最適化
【特徴】
アドエビスは、広告施策や各種マーケティングチャネルの成果を可視化し、リード獲得効率を高める広告効果測定ツールです。
検索広告、SNS広告、ディスプレイ広告、自然検索など複数チャネルの流入成果を一元管理し、「どの施策が問い合わせにつながったか」を把握しやすくなります。
リードジェネレーション施策において、獲得件数だけでなく費用対効果まで分析したい企業に適しており、広告運用改善に役立ちます。
【初期費用】
0円
【価格】
5万円~(要問い合わせ)
リードジェネレーションとは、まだ自社の顧客ではない潜在顧客から見込み客(リード)を創出することです。「見込み客」とは自社の商品やサービスの情報提供ができる状態にある相手のことを指します。
創出した見込み客に対して有益な情報の提供を行い、信頼関係を深め、自社の顧客になる可能性を高めます。マーケティング活動の入り口にあたるプロセスで、リードジェネレーションによってどれだけ質の高い見込み客を創出できるかがマーケティング活動の成功を左右します。
マーケティングにおいては、見込み客から顧客へ醸成していく過程を「リードナーチャリング」と呼びます。ナーチャリングは「育成」を意味する言葉で、リードナーチャリングではリードジェネレーションで創出した見込み客(リード)にアプローチし、顧客になるまでコミュニケーションを続けます。
リードナーチャリングについて詳しく知りたい場合は、以下記事をご覧ください。
リードジェネレーションでは、「月間リード創出数を1.2倍に」といった具体的な目標を立てること、的確な施策を打つためのバイヤーペルソナ・バイヤージャーニーを設定すること、コンバージョンポイントを設計すること、マーケティング戦略に適したリードジェネレーションサービスを導入することが重要です。
リードジェネレーションの概要や戦略について知りたい方は、以下コラムをご参照ください。
リードジェネレーションサービスは、見込み客の創出に必要な施策の計画と実行、自社Webサイトへの誘導など、見込み客の創出に必要な活動のサポートや代行をしてくれるサービスです。
自社のリードジェネレーションであまり成果を上げることができていない場合でも、効率的に見込み客を創出することが期待できます。
リードジェネレーションを自社で実施する場合にはさまざまな手法があります。
ここでは、以下8つの手法をご紹介します。
オウンドメディアやブログを活用し、コンテンツSEOを実施することができます。
コンテンツSEOはコンテンツマーケティングの一種で、ユーザーにとって役立つコンテンツを提供することで信頼関係を築き、リード創出につなげる施策です。コンテンツSEOでは検索エンジンからの流入増加を目指し、オウンドメディアやブログでユーザーのためになるコンテンツを発信します。
その後、記事にCTAを設置してLPへ遷移させることで、さらに確度の高いリードの創出も可能です。
なお、近年はGoogleに加えてChatGPTやPerplexityなどAI検索エンジンからの流入も増えており、コンテンツSEOと並行してAEO(回答エンジン最適化)への対応も重要性を増しています。AI検索に引用されるコンテンツを作ることで、これまでリーチできなかった潜在顧客との接点が生まれます。
Web広告は、短期間で見込み客を獲得しやすい代表的なリードジェネレーション手法です。検索広告、ディスプレイ広告などを活用することで、自社の商品・サービスに関心を持つ可能性が高い層へ効率的にアプローチできます。
特に検索広告は、課題解決のために情報収集している顕在層へ訴求しやすく、即効性が期待できます。一方、SNS広告やディスプレイ広告は、まだ比較検討前の潜在層への認知拡大にも有効です。
広告は出稿後すぐに成果検証しやすく、クリック率やCV率などのデータをもとに改善を重ねられる点も強みです。
SNSは、企業認知の拡大と見込み客との継続的な接点づくりに有効なリードジェネレーション手法です。X、Instagram、Facebook、LinkedInなど、商材やターゲット層に応じて媒体を使い分けることで効果を高められます。
日々の投稿を通じてノウハウや事例、業界情報などを発信することで、自社への信頼感や親近感を醸成しやすくなります。投稿経由で資料請求ページや問い合わせページへ誘導することで、リード獲得にもつなげられます。
また、ユーザーとのコメント交流やDM対応を通じて、潜在顧客との関係構築がしやすい点も特徴です。
ホワイトペーパーは、業界課題の解説資料、ノウハウ集、比較ガイド、調査レポートなどをダウンロード資料として提供し、見込み客情報を獲得する手法です。
BtoB領域では特に有効で、情報収集段階の担当者に対して価値ある情報を提供しながら、企業名・部署名・メールアドレスなどを取得できます。
動画コンテンツは、文章や画像だけでは伝わりにくい情報をわかりやすく届けられるリードジェネレーション手法です。商品デモ、導入事例、使い方解説、業界ノウハウなどを動画化することで、理解促進と興味喚起につながります。
YouTubeやSNS動画、Webサイト埋め込み動画など活用方法も幅広く、視聴後に問い合わせや資料請求ページへ誘導することでリード獲得が可能です。
特にBtoBにおいては、Eメールによるリードジェネレーションは有効な手段です。
Eメールアドレスを取得できたユーザーにメルマガとして役立つ情報を提供し、課題を解決する手段として自社商品・サービスを検討してもらえるよう醸成します。
オフラインのリードジェネレーションとして代表的なものが、展示会への出展です。展示会の規模にもよりますが、一度の展示会でかなり多くの名刺を交換することができ、リードを一気に獲得できます。
なお、ひとまず情報を拾いたいだけの温度の低いリードも多く、リードナーチャリングの過程で脱落していくリードも多いことには留意しましょう。
セミナー(ウェビナー含む)は、見込み客との信頼関係を深めながらリード獲得ができる手法です。業界課題の解説、自社ノウハウの共有、成功事例の紹介などをテーマに開催することで、課題意識の高い参加者を集めやすくなります。
参加申込時に企業情報や連絡先を取得できるため、質の高いリード獲得につながりやすい点が特徴です。さらに、参加後アンケートや個別相談案内を通じて、商談化へスムーズにつなげることも可能です。
近年はオンライン開催のハードルが下がり、全国の見込み客へ効率的にアプローチできる施策として注目されています。
その他のリードジェネレーション手法については、以下コラムをご覧ください。
リードジェネレーションを加速させるには、適切なリードジェネレーションサービスの導入が重要です。
ここでは、リードジェネレーションサービス導入のメリットと、利用時に気をつけたい注意点について解説します。
リードジェネレーションサービスを活用することで、社内リソースだけでは難しい見込み客獲得を効率的に進めやすくなります。主なメリットと解決する課題は以下のとおりです。
| 解決する課題 | メリット |
|
新規見込み客の獲得が進まない |
新規見込み客の獲得を加速できる。広告運用、SEO、コンテンツ制作、展示会、SNS運用などの専門ノウハウを活用し、集客体制を早く整えられる。 |
|
狙うべき企業・担当者に効率よくアプローチできない |
ターゲット精度を高めて訴求できる。業種、企業規模、役職、課題感などで対象を整理し、優先度の高い層に絞ってアプローチできる。 |
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自社の想定内の顧客層にしかアプローチできない |
想定外の有望層にも接点を持てる。新しいニーズ層や市場に気づき、新たな商機の発見につながる。 |
|
施策改善が感覚頼りになっている |
データドリブンな施策改善ができる。広告クリック率、CV率、商談化率、案件化率などを可視化し、数値に基づいて改善を進められる。 |
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営業が見込み客探しに時間を取られている |
営業部門の負担を軽減できる。営業担当者が商談や提案など、受注に近い業務へ集中しやすくなる。 |
リードジェネレーションサービスを導入すれば必ず成果が出るとは限りません。以下の点を確認したうえで活用することが重要です。
さまざまなサービスから、自社にあったリードジェネレーションサービスを選ぶポイントは、次の通りです。
それぞれ解説します。
リードジェネレーションでは、自社の情報提供によって課題解決に貢献できる見込み客と接点を持つことが重要です。
見込み客の数だけに着目してリードジェネレーションを行うと、親和性の低い層が集まってしまう可能性があります。自社商品は誰にとって価値があるのかを認識したうえで、アプローチ先を検討しましょう。
そのため、事前に自社の方針やアプローチ先についてしっかり相談できるサービスを選ぶことが重要です。リードの数を重視して質をないがしろにするようなサービスではないか、自社の方針を理解してくれるかどうかを見極めたうえで依頼するかどうか決定しましょう。
不特定多数の潜在顧客から見込み客を創出する方法は、2つに大別できます。eBookやテンプレートなどのコンテンツの提供、Web広告、ウェビナーの開催などのオンラインの手法と、展示会の開催やDMの送信などのオフラインの手法です。
手法によって、費用や効果が出るまでの期間、アプローチできる層は違います。例えば、ITサービスになじみのない企業に対しては、DMでのアプローチや展示会で接点を持つ方が有効な場合もあります。
各サービスによってオンラインが得意なのか、オフラインが得意なのか特色が異なるため、自社に適したアプローチを理解したうえで選定しましょう。
なお、自社にとって適切なアプローチ方法を把握するために、まずはターゲットを明確にし、カスタマージャーニーを作成しましょう。
ここでは、リードジェネレーションに関するよくある質問についてまとめています。
リードジェネレーションは、新たな見込み客を獲得する活動です。一方、リードナーチャリングは、獲得した見込み客に継続的な情報提供を行い、購買意欲を高めて商談・受注につなげる活動を指します。
前者は「集客」、後者は「育成」と考えるとわかりやすいでしょう。
リードジェネレーションサービスとは、潜在顧客から見込み客(リード)を獲得するための施策を支援するサービスです。
Web集客、広告運用、比較サイト掲載、MAツール活用、展示会支援など手法はさまざまで、自社だけでは難しい集客活動を効率化できます。
新規顧客開拓を強化したい企業、営業担当者が不足している企業、マーケティング専任者が少ない企業、短期間で問い合わせ数を増やしたい企業などに向いています。
特にBtoB企業では、専門サービスを活用することで効率的な見込み客獲得が期待できます。
必ずしもそうとは限りません。資料請求数や問い合わせ件数が多くても、商談化や受注につながらなければ十分な成果とはいえません。
リード数だけでなく、商談化率・受注率・顧客獲得単価(CPA)なども含めて評価することが重要です。
まず、自社のターゲット顧客と目的を明確にすることが重要です。そのうえで、SEOや広告など短期施策に強いのか、比較サイト掲載に強いのか、MAツールで育成まで対応できるのかなど、得意分野を比較して選びましょう。
費用対効果やサポート体制も確認ポイントです。
リードジェネレーションに課題があれば、今回ご紹介したリードジェネレーションサービスの利用を検討してみてください。
リードジェネレーションサービスを有効活用するためには、事前にターゲットを明確にすることが大切です。具体的なターゲットを想定することで潜在顧客の課題を深く理解して、悩みを解決できる情報を提供できる可能性が高まるからです。
リードジェネレーションを実施する際は、内製・外注に関係なく、相手にとって役立つコンテンツの発信を徹底しましょう。課題解決につながる有益な情報提供ができれば、自社と潜在顧客の間に強い信頼関係を構築できます。
価値の高い情報を提供すれば、自社に興味を持ってもらい、良好な関係を構築するきっかけを得られます。継続的に価値提供し、信頼関係を醸成していけば、最終的に購買につながりやすくなるでしょう。
見込み客との関係構築を重視する際は、当社HubSpotが提供する「Marketing Hub」をご検討ください。
Marketing Hubには、リード創出を支援するためのMA(マーケティング・オートメーション)ツールが含まれています。
Marketing Hubでは顧客の情報を管理するCRMを基盤としているため、リードを的確に管理しつつ、適切なタイミングでのアプローチを可能とします。
Marketing Hubは無料で利用できるため、まずは無料版で自社のリードジェネレーション環境を整えてみてください。
Marketing Hubは、HubSpotのCRMに集約された顧客情報を結び付ける統合型のマーケティング オートメーション ソフトウェアです。有益なコンテンツを提供して自社に興味を持ってもらい見込み客と接点を構築。さらに、マーケティング業務を自動化し、最適な方法とタイミングで見込み客や顧客にアプローチしましょう。
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