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【2025年最新版】無料で使える生成AIツールおすすめ15選

生成ai 無料_アイキャッチ

プロンプト(指示文)を入力するだけでオリジナルの文章や画像などを自動で生成できる「生成AI」は、近年ビジネスシーンでも大きな注目を集めています。時間のかかる作業も瞬時に対応できるため、日常業務に取り入れることで生産性の大幅な向上が期待できます。

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生成AIの代表的なツールに挙げられるのが、会話形式でテキストや画像を生成できる「ChatGPT」です。この他にも、さまざまな生成AIツールやサイトが登場しています。

本記事では、無料で利用できる15の生成AIツールやサイトを「文章生成AI」と「画像生成AI」に分けてご紹介します。

【無料】文章生成AIツール・サイト10選

はじめに、無料で利用できる文章生成に特化したAIツールとサイトを10種類ご紹介します。

文章生成AIツールやサイトは、会話形式でテキストを生成するものが一般的です。さらに、近年は音声で対話できるものや、文章生成以外にタスク管理などの機能を搭載した生成AIも登場しています。自社での活用シーンを想定しながら、最適なツールをご検討ください。
 

1. ChatGPT

ChatGPT

出典:ChatGPT

ChatGPTは、OpenAI社が提供しているAIチャットサービスです。人と会話しているような自然な文体でテキストを生成できるのが特徴です。生成AIの先駆けのツールとして登場し、現在多くの個人・企業で使われています。

日本では、2022年11月に無料バージョンの「ChatGPT-3.5」が公開され、大きな話題となりました。当初は文章生成がメインでしたが、現在は画像生成、推論、動画生成など幅広い分野で活用されています。

2025年5月現在、無料版では「GPT-4o mini」に無制限でアクセスでき、加えて制限付きで「GPT-4o」と「o4-mini」も利用可能です。有料プランでは、「o3」「GPT-4.5」「o4-mini」、「o4-mini-high」など、より高性能なモデルにアクセスできます。

  • 特徴
    • まるで人間と会話をしているかのような自然な文体で応答を生成
    • メッセージ欄に質問やプロンプト(指示)を入力すると、テキストを生成
    • 画像生成や音声モードにも対応
  • 公式サイト:https://chatgpt.com/
     

2. Gemini

Gemini

出典:Gemini

Geminiは、Google 社が開発・提供するAIチャットツールです。2023年5月から日本語対応が始まり、2025年2月以降はすべてのユーザーにマルチモーダル対応の「Gemini 2.0」を提供。2025年5月現在は、無料プランで「Gemini 2.5 pro」「Gemini 2.5 Flash」のモデルが利用できます。

1つの質問に対して複数の回答が提示されるため、最適な回答を選択したり組み合わせたりして想像性を向上できます

Google Workspaceと連携できるため、Gmailでのメールの下書き作成やGoogle ドキュメントへ回答内容を送信しての編集、回答内容から追加でGoogle 検索を行うなど、シームレスな連動が可能です。

  • 特徴
    • 大規模言語モデル「LaMDA」を元に開発されている
    • 1つの質問に対して複数の回答候補を提示示す
    • Google 社が開発したの生成AIツールであり、Google Workspaceとの連携が可能
  • 公式サイト:https://gemini.google.com/
     

3. Copilot

Copilot

出典:Microsoft Copilot

Copilotは、Microsoft社の検索エンジン「Bing」に統合されたAIチャットボットです。

Microsoftのブラウザ「Edge」のサイドバーからワンクリックで起動でき、その他のブラウザでも、Copilotのページにアクセスすれば利用可能です。Windowsでは「Windows Copilot」として組み込まれており、タスクバーから直接呼び出して質問できます。

ChatGPTを元に開発されているため、基本的な性能は類似している一方で、Bingの検索機能との連携により、最新情報を取得可能です。

また、Microsoft製品との親和性が高く、有料の「Microsoft 365 Copilot」を利用すれば、WordやExcelなどのアプリからのアクセスが行えます

  • 特徴
    • Microsoftのブラウザ「Edge」のサイドバーからワンクリックで起動可能
    • Bingの検索機能と連動し最新情報を取得可能
    • Microsoft製品と親和性が高い
  • 公式サイト:https://copilot.microsoft.com/
     

4. Claude

Claude

出典:Claude

Claudeは、OpenAI社の元社員らが中心となって立ち上げたAnthropic社が開発・提供している生成AIです。

2024年6月に発表されたモデル「Claude 3.5 Sonnet」は、同年5月に公開されたOpenAI社の「GPT-4」を含む競合モデル群を凌ぐ性能だと評価されました。2025年2月には最新モデル「Claude 3.7 Sonnet」を発表し、無料プランでも迅速な回答生成、複雑な推論タスクに対応しています

さらに、2025年5月には上位モデルの「Sonnet 4」「Opus 4」を発表。従来の性能を大幅に上回ると話題になりました。

また、高品質な文章生成機能が特徴的で、自然な回答生成はもちろん、長文の要約や文章のリライトなど一般的な用途も高精度で行えます。さらに、LPの文案作成や簡易的なWebサイトの構築支援、手書きのメモの読み取りとデジタル化なども可能です。

  • 特徴
    • 卓越した言語処理能力により、高精度のテキスト生成が可能
    • LP(ランディングページ)の文案作成やWebサイトの構築支援などの応用機能も搭載
  • 公式サイト:https://claude.ai/
     

5. Notion AI

Notion AI

出展:Notion AI

Notion AIは、生産性ツールNotion内のAIサービスです。タスク管理やメモ、Wiki、データベース、ブックマーク管理などビジネス全般に役立つ機能と連動させて利用できます。

Notion AIでは、文章の作成や翻訳、要約、文法チェックなど一般的な生成AIの機能に加え、Notion内の他の機能と組み合わせ、テーブル(表)の自動生成やメモの整理、タスクのリスク化、データベース項目の追加なども行えます

構築したデータはNotion内に保存・編集でき、業務の効率化が期待できます。基本的にNotion AIは有料のアドオン機能ですが、無料プランのユーザーでも一定回数までは試用可能です。

  • 特徴
    • 生産性ツール「Notion」に搭載され、さまざまな機能と連動可能
    • 生成したテキストやコンテンツをそのままNotion内で保存・編集可能
  • 公式サイト:https://www.notion.com/ja/product/ai
     

6. HubSpot Breeze

HubSpot Breeze

出典:HubSpot Breeze

HubSpot Breezeは、HubSpot社が提供する生成AIツールで、CRMプラットフォーム全体に、AIアシスタント機能が横断的に組み込まれています。

マーケティングや営業、カスタマーサービスなどさまざまなシーンで活用でき、ブログ記事の作成支援やLP、広告用の文章作成、EメールやSNS投稿用の文章作成などに対応しています。また、HubSpotに蓄積された営業やマーケティングデータをもとに、必要な情報を抽出してくれる機能も備わっており、CRMデータと連動した回答やコンテンツ生成が可能です。事務作業はもちろん、クリエイティブな作業を得意としているのが特徴です。

HubSpotユーザーであれば、Breezeの基本的なAIアシスタント機能を無料で利用できます。また、「Breeze Copilot」と呼ばれる汎用アシスタント機能の一部は無料プランに含まれています。

HubSpotでは、AI搭載のカスタマープラットフォームをご用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。

  • 特徴
    • HubSpot製品に搭載されたAIアシスタント機能で、あらゆる作業を支援
    • マーケティングや営業データをもとに、CRMと連動した回答やコンテンツを生成
    • クリエイティブから事務作業まで幅広く対応
  • 公式サイト:https://www.hubspot.jp/products/artificial-intelligence

HubSpot Breeze 無料で試してみる→

 

7. SAKUBUN

SAKUBUN

出典:SAKUBUN

SAKUBUNは、あらゆるタイプの文章生成に特化した国産の生成AIツールです。2024年8月時点の公式FAQによると、OpenAI社の「GPT-4モデル」とAnthropic社の「Claudeモデル(Claude 3.5 Sonnetなど)」をベースにしていると回答しています。

高い日本語生成能力と安定した応答品質が特徴で、ブログ記事やSNSへの投稿文、広告文、メール文章の作成が可能です。また、AIエディターを活用すれば、生成されたテキストをチャット形式で細かく再編集できます。

なお、日本語のテンプレートが100種類以上用意されていることも特徴です。「指定したキーワードから動画企画の構成案を作成する」「お客様レビューへの返信文を作成する」「3C分析やSWOT分析のフレームワークを提案する」など、テンプレートに沿ってプロンプトを入力すれば、専門知識がなくても質の高い文章を短時間で生成できます

  • 特徴
    • 文章作成に特化した国産の生成AIツール
    • 高性能の日本語生成機能により、多彩なジャンルのテキスト生成が可能
    • 100種類以上の日本語のテンプレートを提供
  • 公式サイト:https://sakubun.ai/
     

8. Transcope

Transcope

出典:Transcope

Transcopeは、OpenAI社の「GPT-4」を搭載した国産の生成AIライティングツールです。キーワードからコンテンツを生成できる他、URLや画像ファイル、音声データ、CSVファイルなどを情報源としたコンテンツ制作にも対応しています。

SEOライティングを強みとし、競合サイトを分析したうえで見出しや本文の作成が可能です。さらに、サジェストキーワードの提案、記事の検索ボリューム調査、コピペチェック、薬機法チェックなどの分析・監査機能にも長けています。

Transcopeの無料プランでは、月に4,000文字まで文章生成を行えるため、まずは操作性を試してみると良いでしょう。

  • 特徴
    • GPT-4を搭載した国産の生成AIツール
    • URLや画像ファイル、音声データ、CSVファイルから文章生成が可能
    • 競合分析の結果をもとに見出しや本文を生成するなど、SEOライティングに強い
  • 公式サイト:https://transcope.io/
     

9. Perplexity

Perplexity

出典:Perplexity

Perplexityは、Google AIチームの元メンバーなどによって開発されたテキスト生成AIです。検索エンジンのようにインターネット上で情報を収集して回答する機能に特化しており、AIによる次世代検索エンジンとして注目を集めています

Perplexityは、他の文章生成AIと同様にプロンプトを入力することで利用可能です。ChatGPTが主に事前に学習したデータに基づいて回答を示すのに対し、Perplexityは常にリアルタイムの情報から回答を提示してくれる点が異なります。

また、参照したWebサイトのタイトルやURLが回答にあわせて示されるため、信頼性を確認しやすく、最新ニュースのチェックや文献調査など調べ物をしながら要点をまとめる用途に適しています。

2025年2月には独自モデル「Sonar」の最新版が発表されました。2025年3月現在、有料プランであるProに加入すると「Sonar 32k」を選択して利用できます。

  • 特徴
    • 検索エンジンのようにネットで情報を収集したうえで回答する機能に特化
    • 参照したWebサイトを示すため、信憑性を確認しやすい
  • 公式サイト:https://www.perplexity.ai/
     

10. ELYZA LLM for JP

ELYZA LLM for JP

出典:ELYZA LLM for JP

ELYZA LLM for JPは、日本企業のELYZA社が開発した、日本語に特化したテキスト生成AIです。ブラウザ上のチャットインターフェースに質問を入力すると、自然な日本語の回答が提示されます。

2025年3月現在、ELYZA社の公式サイト上で2024年10月時点の最新モデル「Llama-3.1-ELYZA-JP-70B」を基盤としたデモ版が公開されています。無料で利用できるので、日本企業や日本語の業務に合わせた生成AIを探している方にとって有力な選択肢となるでしょう。

国産のオープンソース系LLMとして、今後の発展が期待されています。

【無料】イラスト(画像)生成AIツール・サイト5選

続いて、イラストなどの画像生成に特化した生成AIツールを5種類ご紹介します。先に紹介したChatGPTやGeminiなどでも画像生成自体はできます。一方、ここでご紹介するのは、画像生成に特化した生成aiツール・サイトです。
 

1. Stable Diffusion

Stable Diffusion

出典:Stable Diffusion

Stable Diffusionは、イギリスのStability AI社が開発した画像生成AIです。テキスト形式でプロンプトを入力すれば、絵画風・写真風・アニメ風などさまざまなスタイルの画像を生成できます。

また、不要な部分を塗りつぶして別の内容に置き換える「インペインティング」や、画像のフレーム外に要素を描き足す「アウトペインティング」、元の画像をもとにテイストが異なる画像を新たに生成する「Image-to-Image」など高性能な機能が搭載されています。単純に1枚絵を生成するだけでなく、編集ツールとしても利用可能です

2025年3月現在、提供されているモデルには、オープンソースソフトウェアとして誰でも使える「Stable Diffusion XL(SDXL)」、さらに高速化した「SDXL Turbo」、2024年10月に一般公開された「Stable Diffusion 3.5」などがあります。目的や理想の画質に応じてモデルを使い分けると、よりイメージに近い画像が生成できるでしょう。

  • 特徴
    • プロンプトを入力すると、さまざまなスタイルの画像を生成
    • 不要な部分の塗りつぶしなど編集機能も搭載
  • 商用利用:可
  • 公式サイト:https://ja.stability.ai/stable-diffusion
     

2. Bing Image Creator

Bing Image Creator

出典:Bing Image Creator

Bing Image Creatorは、Microsoft社が開発する画像生成AIです。Microsoftのアカウントを保有しているユーザーであれば、無料でブラウザから利用できます。

Bing Image Creatorは、テキスト形式でプロンプトを入力すると、漫画やアニメ、油絵、水彩画、サイバーパンク風、超現実的(シュールレアリスム)な作風など幅広いタッチの画像生成が可能です。また、画像生成後に配色やスタイル、背景などの微調整にも対応しています。

Bing Image Creatorのベースとなっているのは、OpenAI社が開発した画像生成モデル「DALL-E」シリーズです。2024年12月にはAIモデルが「DALL-E 3(PR16)」へアップデートされ、従来の半分の時間で画像生成が可能になりました。

Bing Image Creatorで作成した画像の利用範囲は個人的・非商業的な用途に限られます。オウンドメディアの記事への使用や、SNSのビジネスアカウントでの投稿などの商用目的での使用は規約上認められません。

  • 特徴
    • Microsoftアカウントがあれば誰でも無料で使用可能
    • 2024年12月のアップデートにより、画像生成にかかる時間を従来の2分の1に短縮
  • 商用利用:不可
  • 公式サイト:https://www.bing.com/images/create
     

3. Canva

Canva

出典:Canva

Canvaの画像生成AIは、デザインツールCanvaに搭載されている機能です。Canva自体が画像編集に特化したクラウドアプリであるため、生成した画像へのエフェクトやフィルターの追加、ホワイトバランスやコントラストの調整ができ、生成から編集まで一貫した作業を行えます。

また、「水彩画」「写真」「映画的」「幻想的」「アニメ」などのスタイル選択や画像のアスペクト比を指定した生成が可能です

Canvaの画像生成AI機能は基本的に無料で利用でき、生成を行う度に「Canvaクレジット」というバーチャルトークンが1枚ずつ消費されます。無料プランのアカウントにも一定数のクレジットが付与され、付与数を超えて画像生成AI機能を利用する場合はクレジットの追加購入が必要です。

4. ImageFX

ImageFX

出典:ImageFX

ImageFXは、Google 社が提供する画像生成AIツールです。最新モデル「Imagen 2」が搭載されており、生成画像にはDeepMindの「SynthID(電子透かし)」機能があります。

2025年3月現在、Google アカウントを保有していれば追加料金や利用回数の上限なしに、ブラウザ上で利用可能です。プロンプト入力欄には、単語ごとに候補を提案する「エクスプレッシブチップス」というドロップダウンが表示され、生成AIに不慣れでも細かい指示ができます

Google Labsの利用規約には、商用利用に関する明記はありません。そのため、現状では生成画像の使用は個人利用や実験的な範囲に留め、今後の公式ガイドラインの更新を待つのが良いでしょう。

  • 特徴
    • シンプルで直観的なUIで、ブラウザ上で容易に利用可能
    • プロンプト入力欄に、単語ごとの候補を提案する機能を搭載
  • 商用利用:不可(商用利用可否が明示されていない)
  • 公式サイト:https://labs.google/fx/tools/image-fx
     

5.Microsoft Designer(Microsoft)

Microsoft Designer(Microsoft)

出典:Microsoft Designer

Microsoft Designerは、Microsoft社が開発したグラフィックデザインツールです。OpenAI社の最先端画像生成モデル「DALL-E 3」を搭載し、プロンプトの入力により高品質なオリジナル画像を生成できます。生成した画像を用いてソーシャルメディア投稿やポスターなどのデザイン作成もできる統合プラットフォームです

基本機能は無料で利用できるものの、画像生成にはクレジット制の制限があります。クレジットは毎月付与され、CopilotやMicrosoft DesignerのAI機能を利用することで減少します。なお、有料プランに加入するとクレジット数は増え、WordやPowerPointなどMicrosoft アプリ上でもDesignerの機能が使えるようになります。

利用規約では、画像生成AI機能の利用目的は個人利用に限定され、営利目的での利用は禁止されています。

ハイクオリティな有料サービスも含めた画像生成AIツール・サイトについては、以下のコラムでもご紹介しています。

 

無料の生成AIツールを日常業務に活用してみよう

ブログ記事やSNSへの投稿文の作成、イメージ画像の生成など、生成AIが日常業務に役立つ場面は数多くあります。まずは、この記事で紹介した無料のツールを実際に使ってみましょう。

生成AIの活用によって、クリエイティブ制作にかかるコストを削減できるだけでなく、空いた時間を顧客とのコミュニケーションなどのコア業務にあてることも可能です。

ただし、生成AIに関する法整備は、まだ整っていないため注意が必要です。信憑性に欠ける情報が生成されるケースもあるので、活用する際は十分に注意しましょう。

HubSpotでは、クリエイティブ制作にAIを活かしたいと考えている方に向けて、実際に生成AIを活用する際のプロンプト例、AIに関する懸念点への回答などをまとめた入門ガイドをご用意しています。ぜひご活用ください。

生成AIを活用したコンテンツ制作入門 ダウンロードする→

 

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