HubSpotは、ニューヨーク証券取引所上場企業です(ティッカー:HUBS)。
株主の皆さまに代わって事業を監督する取締役メンバーをご紹介します。
HubSpotの共同創業者であるブライアン・ハリガンは、2021年まで同社のCEOを務め、在任中にはGlassdoorおよびComparablyのトップCEOランキングにたびたび選出されました。
ハリガンは「インバウンドマーケティング」の概念を打ち出し、HubSpot共同創業者のダーメッシュ・シャアと共に年次イベント「INBOUND」の開催や共著『インバウンドマーケティング』の執筆などを通じて、その普及に邁進しました。
HubSpot創業以前は、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院で経営学修士号を取得しました。現在も同校との関わりは続いており、自ら立ち上げた人気講義「Scaling Entrepreneurial Ventures(起業ベンチャーの成長戦略)」では10年以上にわたって教鞭を執っています。起業支援における卓越した指導力が評価され、2023年には同校からモノッソン賞が贈られました。講義以外にも、ツイート、記事執筆、講演、インタビューなどを通じて、事業の成長に関する発信を続けています。
また、Propeller Venturesを創業し、海洋イノベーション投資を専門とする1億ドル規模の気候テクノロジーベンチャーファンドを指揮しています。NavierおよびAquatic Labsの取締役を務めるとともに、Sequoia Capitalではシニアアドバイザーとして、スタートアップ創業者がスケールアップ企業のCEOになれるよう支援しています。
グレイトフル・デッドの熱心なファンであり、造詣の深さを生かして、ビル・ウォルトン、デイヴィッド・ミーアマン・スコットと共同で『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』を出版しました。ジェリー・ガルシア愛用のギター「ウルフ」を大切に受け継ぎ、この伝説的なバンドの遺産を守るために尽力し続けています。現在は、ジョン・ペリー・バーロウの生涯やその時代を描いた映画の製作に取り組んでおり、また、グレイトフル・デッドに関するケーススタディーの共同執筆者として、ハーバード・ビジネス・レビューへの掲載を控えています。
バーモント大学で電気工学の理学士号を取得し、PTCに初期メンバーとして入社。10年を超える在職中に、営業部門のシニアバイスプレジデントまで昇進しました。後にMicrosoftに買収されたGroove Networksでは、営業部門の責任者を務めました。