良質なコンテンツを公開し、新規のオーガニックリードを安定的に創出し、大規模な施策を展開する準備も整っているのなら、信頼関係の構築を通じて、見込みのあるリードを成約へと導くためのマーケティングオートメーション戦略に注力すべき機会と捉えられるでしょう。マーケティングオートメーションの導入が自社に適しているかどうかを判断するためのチェックリストを以下にまとめました。
- 見込みのある新規リードを継続的に創出している
- マーケティング部門と営業部門がそれぞれ担当する顧客とのコミュニケーションについて部門間の合意が形成されている
- コンテンツ戦略とカスタマージャーニーのマッピング(対応付け)が完了している
- Eメールに限らず、全てのタッチポイントやマーケティングチャネルにわたって、リードのデジタル ボディー ランゲージ(オンラインの行動)を追跡している
- すでにリードナーチャリング戦略が効果を挙げており、その規模を拡大したい
これらの条件を満たしていれば、マーケティングオートメーションの導入を高確率で成功させることができるでしょう。ここで押さえておきたいのは、マーケティングオートメーションの目的は、マーケティング施策を自動化することではなく、効果的な施策を大規模に展開することにあるという点です。