Logo - Full (Color)
メインコンテンツにスキップ
 

Partner Kickoff 2021総括

2021年、ご注目いただきたい変更点や新たなビジネスチャンスなどの情報をご紹介します。

Katie Ng-Mak-6-1

Partner Kickoff 2021振り返り

Partner Kickoff 2021では、ケイティ・インマック(Solutions Partnerプログラム担当バイスプレジデント)が、パートナー様と共にビジネスを次の段階へと成長させるために、今後のプログラムに対する戦略的投資と新たな方針についての概要を説明しました。Partner Kikoffでの発表内容を、以下でご紹介します。動画もご覧いただけます(イベントは英語で開催されました)。

今後の展望について

2020年、社会の大きな変化に伴って、部分的なデジタル対応にとどまらない、抜本的なデジタルシフトが急速に進展し始めました。顧客視点のアプローチ、統合型のソフトウェア、全社規模での連携強化がビジネスの不可欠な要素になっています。当社は、このようなニーズに応える製品と理念を通して、お客さまのデジタル変革を支えていきたいと考えています。そしてこの取り組みは、パートナーの皆さまにとっても大きなチャンスとなるはずです。2021年、HubSpotとしてもパートナー様と共にビジネスを発展させることに一層注力していきたいと考えています。

Solutions Partnerプログラムの変更点

今後、数年間にわたってSolutions Partnerプログラムを強化し、主に次のような改善を通じて確かなビジネスへとつなげていきます。

calling (1)-Jan-16-2021-08-20-31-01-PM
HubSpotとパートナー様が1つのチームとなって販売やサービス提供に取り組めるように、プロセスの摩擦を解消します。
success-quota-met-Jan-25-2021-02-12-09-69-AM
パートナー様の積極的な活動がビジネスの発展へとつながるよう、さまざまな要件を見直します。
design-principle-human-Jan-25-2021-02-12-26-87-AM
効果的な活動支援、コミュニティーのつながり、DI&B(Diversity, Inclusion, and Belonging)を促進する新たな取り組みを開始します。

販売/サービス提供の体制

活動に差し支えるような摩擦を解消することで、顧客対応やサービス提供におけるパートナー様との連携を一層強化します。

  1. AllySchmaling-HubspotQ3-09252020-686902-2

    情報共有インターフェイスを備えた、新しい取引登録システムの導入

    このシステムは、ドメイン登録と併用します。2021年中のグローバル導入を予定しています。

取引に関する改善を実施します。  

現在運用しているドメイン登録システムには、既に所有者が設定されているドメインを登録しようとした場合は自動的に却下されます。さらに却下理由が明示されないため、営業プロセスに摩擦が生じていました。今後の取引登録では、却下された理由と対応の流れが提示されるようになります。

また、現在HubSpotと共同での取引の際にはSlack、Eメール、電話での煩雑なやり取りが発生していますが、新しい情報共有インターフェイスでは解消されます。取引に関するメモやステージといった情報を、パートナー様のアカウントからHubSpotの社内CRMに同期することで円滑なコラボレーションを実現します。 

For L10N_ Partner Kick Off Deck as of Jan 28_ja_2

このシステムについては昨年テストを実施し、パートナー様と社内担当者の双方から高い評価を得られました。テスト参加者の多くが情報の透明性を評価すると共に、コラボレーションの強化を実感したと回答しています。

Shared Selling_JA

取引登録の仕組みを動画(英語)で見る

  1. パートナー様とHubSpot営業チーム双方のドメイン登録上限数の引き下げ

    2021年4月15日から、新しい上限が適用されます。 パートナー様は2021年7月1日までに新しい上限にご対応いただく必要があります。登録数が上限を超えている間は、次回のコミッションのお支払いを保留させていただくことになりますので、ご了承ください。

ドメイン登録の上限数は摩擦要因の1つになっていますが、上限数の引き下げにより、今後はすべての関係者がデータベースを効果的に活用できると考えられます。

これまでドメイン登録の上限には十分な余裕が設定されていましたが、結果的に過剰なドメイン登録を引き起こし、次第にパートナー様と当社の直販営業チームとの間にも摩擦が生じるようになりました。

上限数が大きいほど、新たなドメインを登録する際に却下される割合は高くなります。このように状況が年々悪化する中、2020年に上限数を引き下げた結果、改善の傾向が見られるようになりました。2021年は、さらに上限数を引き下げることでこれまで以上の改善を目指します。

新たな上限数の設定にあたっては、データを詳細に分析しました。

まず、ビジネスの進捗と上限数の間には相関性がないことがわかりました。Eliteティアのパートナー様の場合、販売によるMRRとドメイン登録の上限数の相関性は、わずか0.029にとどまりました。この相関性は–1~1の値で判定され、値が0に近づくほど、相関関係が低いことを表します。他のティアや、パートナー様全体のデータに対する相関分析でも、同様の結果が確認されました。 

For L10N_ Partner Kick Off Deck as of Jan 28_ja_6

続いて、パートナー様に次のティアを獲得いただくために、どの程度の上限数が必要になるかを分析しました。その際、営業サイクルの平均、ASP(平均販売価格)、成約率に、パートナー様の成功に必要と考えられる余裕を考慮した上で検討しています。 

さらにデータを分析した結果、販売によるMRRのクレジット獲得につながった取引のうち、登録済みドメインの取引は半数を少し上回る程度しかないことがわかりました。

登録済みのリードを確認する方法を参照する(英語)
  1. HubSpot_99taxi_0287-4

    ルールの明確化、トレーニングとコンテンツ、システムの改善を通じた連携体制の強化

    2021年は、3つのステップに分けて変革に取り組みます。第1段階の変革を第1四半期(1月~3月)中に行い、第2段階と第3段階も年内に実施する予定です。

パートナー様とHubSpotの間の摩擦を軽減するためには、ルールの明確化や、トレーニングと営業活動支援の強化によって共同販売の体制を向上する必要もあります。 

2021年は、3つのステップに分けて変革に取り組みます。 

  • 第1段階:パートナー様とHubSpotの社内チーム向けに、新たな販売活動ルールのページを導入します。現在、HubSpotチームからの紹介とパートナー様からのご紹介を明確に定義するために、社内ルールの改訂を行っています。コミッションにも影響する明確化が欠かせない重要事項としてまず、社内の変更から着手しました。この変更により、HubSpotのグローススペシャリスト(GS、直販営業チームのメンバー)と連携いただく場合に、グローススペシャリストとチャネル アカウント マネージャー(CAM)のどちらが主導するかが分かりにくいという、かねてからご指摘のあった課題も解消されます。
  • 第2段階:情報共有インターフェイスおよび新しい共同販売フレームワーク(Scope:範囲設定、Match:照合、Align:調整、Close:成約)についてトレーニングを実施し、パートナー様との連携における社内の体制強化を図ります。 
  • 第3段階:取り組みの有効性を評価し、必要に応じて拡充や調整を行います。

パートナー様の業務支援を強化

HubSpotでは、パートナー様の積極的な取り組みを後押しすることで、共にビジネスの発展を目指したいと考えています。パートナー様にサービス提供戦略の中核的な立場で専門性を発揮いただき、お客様の課題を解決するためにさらに重要な役割を果たしていただける状態を目指します。

  1. For L10N_ Partner Kick Off Deck as of Jan 28_ja_7

    各ティアに対するMRR基準額の引き上げ

    新しい基準額が2021年7月16日から有効になります。  

    ティアの昇格は月に1回評価されますが、降格が発生するのは年に2回のみ(7月と1月)です。 

    例えば、パートナー様が現行の基準に基づいて、2021年7月15日よりも前にPlatinumティアを獲得した場合、少なくとも2022年1月まではPlatinumティアを維持いただけることになります。

    成長が見込まれる新興市場のパートナー様についても今年、ティアの基準額が新しくなります。該当するパートナー様には2021年2月15日から適用されますので、特典をご活用いただけます。

    新しいティア基準額については、以下の「詳細を表示」から参照ください。

ティアは、パートナー様の実績を客観的に評価し、対外的にも証明するための枠組みです。HubSpotが新製品を投入し、パートナー様にさらに多くの販売や管理を手掛けていただくにあたり、指標としてのティアの信頼性を維持していきたいと考えています。 

例えば、パートナー様の総数に対するEliteティア数の比率は一定の範囲に抑えさせていただく必要があります。パートナーコミュニティー全体の成長に伴って基準を引き上げることで、Eliteティアの特別な価値が失われないように配慮しています。

基準の引き上げ後も、多くのパートナー様は既に新しい基準を満たされています。

For L10N_ Partner Kick Off Deck as of Jan 28_ja_7

また、市場によっては初期の開拓段階にあるためHubSpotの認知度がまだ限られており、ティアの基準を満たすことが非常に難しいというご指摘をいただきましたので、改善に着手しています。

昨年は、成長が見込まれる新興市場向けのGoldティア(通常要件の50%)を東南アジア、インド、北アジア、ラテンアメリカのパートナー様向けに新たに設定しました。今年はこうした市場のパートナー様のすべてのティアについて要件を調整することにより、新興市場でのパートナー様の成長を支えていきます。この新しい基準は2021年2月15日から適用されます。

For L10N_ Partner Kick Off Deck as of Jan 28_ja_4

「東南アジア」は、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、香港、インドネシア、ラオス、マレーシア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、シンガポール、台湾、タイ、東ティモール、ベトナムとさせていただきます。「北アジア」は中国、韓国、モンゴルとさせていただきます。

「ティアと特典ガイド2021年度版」でティアの要件と特典を確認する 
  1. IMGL1374-Edit-1

    カスタマー サービス チームでのCOE設立

    2021年、HubSpotはCOE(センター オブ エクセレンス)部門の設立に着手し、2022年にかけて同部門の体制を強化していきます。

現状、HubSpotのプロフェッショナルサービスと、パートナー様が提供するプロフェッショナルサービスの区別は必ずしも明確ではなく、お互いの意向に反して当社とパートナー様のサービスが競合する場合もあります。また、HubSpotによる新製品が発売された際には、新たな関連サービスの構築および運営に関してパートナー様に多大なご協力をいただくことも少なくありません。カスタムサービスの構築と提供についても、パートナー様がきわめて重要な役割を果たされている点や、パートナー様によって多くのイノベーションがもたらされていることを当社は十分に認識しています。 

今後は、パートナー様によるイノベーションやカスタマイズのメリットを維持しながら、パートナー様のご負担の軽減に努めてまいります。

パートナー様によるサービス提供の支援を目指して、HubSpotのチームは今後センター オブ エクセレンス(COE、専門性を持つ組織横断チーム)として機能していくことになります。これは、戦略についてもチーム編成についても当てはまります。

COEとしてHubSpotは、新製品に関するサービスのニーズを開拓および確立し、パートナー様にサービスを提供していただける環境を生み出します。提供すべきサービスをパートナー様が見極められるように、また、お客様からパートナー様が見つけてもらえるように支援し、新たなビジネスに巡り合える機会を増やしていきたいと考えています。 

具体的には、HubSpotがサービスのパッケージ化を提案し、サービスへの需要を喚起して、パートナー様のセールスイネーブルメントのためのリソースを提供していくことを検討しています。また、パートナーコミュニティーと連携することで、販売前と販売後のサービスの提供を後押しします。 

これまでのようなパートナー様独自のサービスもぜひご提供ください。パートナー様独自の提供サービスについても、お客様やHubSpot社内チームが見つけやすくかつ内容を把握しやすくなるような仕組みを検討していく考えです。

  1. _MG_8668-4

    認定資格制度への投資を拡大

    【ここでご紹介する情報は英語で提供しております。日本語では2022年に提供予定です。】

    2021年中に、パートナー様に特化した認定資格を新たに導入する予定です。

    • Objectives-based Onboarding(OBO、目的ベースの導入支援)認定:特定の製品に依存しない、HubSpotの導入支援の手法を総合的に学ぶためのコースです。
    • Marketing Hub Implementation(Marketing Hubの導入)認定:Marketing Hub Enterpriseの導入プロジェクトを管理し、顧客に導入支援サービスを提供するためのコースです。
    • Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、CMS Hubの営業デモ認定 

     

    加えて、新しくAccreditation(アクレディテーション)というレベルを導入します。 

    • Advanced Implementation Accreditation for Marketing Hub(Marketing HubのAdvanced導入支援)
    • Scaled Services Accreditations for Marketing Hub and Sales Hub(Marketing HubおよびSales Hubのサービス関連)
    • HubSpot Master Trainer Accreditation(HubSpotマスタートレーナー)

パートナー様の専門知識を評価、証明する認定資格制度は、当社としても、さらに幅広くご活用いただけるよう充実させていく必要があると認識しています。

現在の資格には明確なレベル分けがありませんが、HubSpotの製品とサービスに関して各パートナー様がお持ちの専門知識を分かりやすく紹介していきたいと考えています。これまでHubSpotでは主にお客様向けの認定プログラムを運営してきたため、パートナー様向けの認定資格は限られていました。今後はプログラムを改良して対象を拡大すると共に、バッジ、認定、Accreditationの3種類に分類し、難易度を高めると同時に特典も増やしていく予定です。 

For L10N_ Partner Kick Off Deck as of Jan 28_ja_5

資格プログラムに関するページを読む(英語)

バッジ:まもなく導入される初歩レベルの証明です。最も取得しやすく、主にプロスペクトや無料版をご利用の方が対象になります。バッジは、レッスンやコースを修了した場合のほか、総合的な修了状況、コミュニティー内のさまざまなコーナーでのメンバー登録によっても獲得できます。

認定:知識の習得を目的とした高度な資格で、試験による評価を行います。認定には、ユーザー様とパートナー様の両方を対象とするものと、パートナー様専用のものがあり、比較的難易度の高い資格も含まれています。認定については既にご活用いただいている方も多いと思います。ぜひ、社内で積極的な取得に取り組んでください。新しい従業員の研修に役立つほか、チームメンバーのスキル向上ツールとしても効果的です。 

2021年の当社の目標は、認定制度を拡充し、営業活動から導入に至るさまざまな認定の提供を始めることです。また2021年には、Enterprise製品の導入支援の免除要件を変更し、Marketing Hubに関する認定の取得を必須とさせていただきます。Sales Hubについては既にSales Hub導入認定の取得が必須になっています。第1四半期(1月~3月)中にMarketing Hubの導入認定コースが開設された後、パートナー様には90日以内に認定を取得していただくことになります。  

今後は所定の認定取得が、Enterprise製品のクライアントに企業に対し、HubSpot提供の導入支援サービスを免除いただくための要件になります。取得によってAccreditationのお申し込みの対象にもなることができるため、貴社にとってもHubSpotビジネスの可能性が広がります。

Accreditation:最も高度な証明です。Accreditationには前提となる所定の認定取得が必要で、社内の複数の方に取得いただくことが必要な場合もあります。Accreditationでは実践や演習を通じてスキルと専門知識の評価を行います。一例として、当社の担当者とのロールプレイがあります。Accreditationの取得は、パートナー様が必要なスキルをお持ちで、HubSpotの基準に従って顧客にサービスを提供可能であることが、HubSpotによって確認されたことを意味します。 今後、各製品に対応したAccreditationの取得パートナー様をリードの引き渡しや業務のアウトソーシングの対象にさせていただく予定です。

2021年には、Advanced Implementation Accreditation(従来の「Advanced導入支援認定」、AIC)とScaled Servicesという、2種類のAccreditationを新たに導入します。

  • AIC:2020年に試験的に導入した初のAccreditationです。「Advanced Implementation Accreditation」と改称し、すべてのパートナー様を対象に正式なプログラムとして提供を開始します。現在HubSpotでは、こうしたレベルの取得パートナー様による販売前のご活動機会を増やすための数多くの取り組みを進めています。当社の直販営業チームの取引のうち、高度な案件でのパートナー様との連携を促進していく予定です。2021年中はごく一部に限られますが、徐々に適用範囲を拡大することを計画しています。
  • Scaled Services:2021年中に、Marketing HubとSales Hubの導入支援サービスを対象としたScaled Services Accreditationの提供を開始します。HubSpot Master Trainerなども順次追加する予定です。この一環として、一部のパートナー様への導入支援サービスのアウトソーシングが始まります。この取り組みへのご参加をご希望のパートナー様には、第2四半期(4月~6月)に提供開始予定のScaled Services Accreditationを取得していただく必要があります。 

2021年の資格に関する変更点と新たな資格に関する情報を動画で見る(英語)

コミュニティーやDI&Bへの取り組み

一歩踏み込んだ活動支援、コミュニティー、イベント戦略を通じて、多様性と包摂性にあふれるグローバルエコシステムを醸成していきます。HubSpotが大切にしているDI&Bが、広くパートナーコミュニティーにも浸透することを願っています。

  1. Stocksy_txpd7b72661Emq200_Large_3195428-3

    新たなバーチャルイベントの開催と交流機会の拡充

    2月のPartner Kickoffイベントを皮切りに、年間を通してイベントを開催します。

    今年はすべてのSolutions Partner様とSolutions Provider様を対象に、3つの大規模バーチャルイベントを開催。さらにPlatinum、Diamond、Eliteパートナー様向けに6~8回のバーチャルイベントを開催する予定です。

HubSpotのパートナープログラムでは従来、年に数回の対面形式のイベントに大きく依存してきましたが、貴社の関係者の方、1人ひとりにHubSpot本社までご足労いただくことは現実的ではありません。今年は効率的な方法でパートナーの皆さまとつながり、コミュニティーとの接点を増やしていきます。今日のようにバーチャル環境での交流が求められている時期には特に効果的だと考えています。

新たに始まるバーチャルイベントに関するページを読む(英語)

  1. IMGL2972-1

    (バーチャルでの)交流、メンター制度、DI&Bの促進の取り組み

    HUGをパートナー様にとって身近に:2021年2月

    新しいメンターシップグループの発足:第2四半期(4月~6月)から

    マイノリティー企業であるパートナー様向けの新たなスポンサーシッププログラム:2021年5月開始

    DI&B Impact Award:2021年開始

     

多様性が尊重される包摂的な社会を目指して、パートナー様のグローバルコミュニティーを広大なバーチャル環境で支援していくために、次のような変革を行います。 

 

HUGをパートナー様にとって身近に 

HubSpotユーザーグループ(HUG)は、お客様のHubSpot活用支援を目的として多くのパートナー様のご協力を得て無償で運営しているプログラムです。これまでのHUGは「地域」を基準にしてきましたが、「関心領域」も基準に含め、パートナー様が専門知識を共有できるようなガイドラインを設定していきます。例えばヘルスケア業界向けのHUGを開催し、冒頭で5分前後の自社紹介を行うといった活動が可能になります。

 

新しいメンターシップグループの発足 

パートナープログラムの参加企業間、さらにHubSpotを含めたつながりを体系的かつ公平に生み出すために、PUG(パートナー ユーザー グループ)という新たなメンター制度および交流プログラムを開始します。 

 

DI&Bに関する取り組み

HubSpotでは多様な人々のニーズを尊重する取り組みが欠かせないと考え、パートナー協議会のダイバーシティーを高めていくことなどを検討しています。一層包摂的なソリューションの実現につながるだけでなく、お互いにさまざまな観点で学び合える環境を目指します。

  • マイノリティー企業であるパートナー様向けの新たなスポンサーシッププログラム: マイノリティーの方が立ち上げた企業の多くは、起業段階から多くの課題に直面しています。その1つに、ビジネス創生につながるネットワーク活用が難しい点が挙げられます。Entrepreneur.comは、こうした企業を支えるネットワークが確立されていないこと、また支援のための情報提供が十分ではないことにより、本来実現可能な優れたビジネスの存続と成功が阻害されると指摘しています。この状況は、例えば米国で白人以外の女性が事業を立ち上げる際に非常に深刻になります。HubSpotではこのような課題に対するプログラムを今後数か月間で検討し、次回のパートナー様向けイベントで詳細を発表することを目指しています。
  • PACにおけるダイバーシティーの促進:Partner Advisory Council(PAC、パートナー協議会)のダイバーシティーを高めます。HubSpotに関連する重要な意思決定に対するフィードバックを行っていただく組織として、PACは多様なメンバーで構成されている必要があります。今年は、経営者が女性や少数民族という企業にも参画いただけるように変革していきます。 
  • 「Impact Award」の新設:今年は、社内や地域社会でDI&Bを積極的に推進したパートナー様を表彰するImpact Awardsを新設します。今年後半にノミネートを開始し、年末に受賞者を発表します。

HubSpotのコミュニティーやDI&Bへの取り組みに関するページを読む(英語)

メンターシップグループやDI&Bプログラムに参加する(英語のフォーム)

  1. Stocksy_txpd7b72661Emq200_Large_2774609-1

    支援システムの進化と、パートナー様とHubSpotの間の共通認識の醸成

    第2四半期にPlatinum、Diamond、Eliteパートナー様向けの新たな支援システムの運用を開始します。

    また、今年は新たにHubSpotのオンラインコミュニティーにパートナー様向けのプライベートスペースが追加されます。

     

新しい営業活動支援システム

第2四半期にPlatinum、Diamond、Eliteパートナー様向けの新たな支援システムの運用を開始します。HubSpot社内の営業およびカスタマー サービス チームがセールスイネーブルメントに活用しているものと共通のシステムで、製品プレビュー環境への早期アクセスなど、機密性の高い情報をパートナー様と安全に共有できるようになります。また、パートナー様とHubSpotの間の共通認識を醸成するためにも役立つと期待しています。

Seismic Demo Content Profile Landing Page Image (1)-1

新たなコミュニティースペース

今年は新たに、HubSpotのオンラインコミュニティーにパートナー様向けのプライベートスペースが追加されます。オンラインコミュニティーには既に多くのパートナー様にご参加いただき、専門知識を活かしてお客様からの質問にご回答いただいています。パートナー様のプライベートスペースでは、パートナー様向けイベントカレンダーの確認、イベントへの参加登録、戦略に関する他のパートナー様とのディスカッション、HubSpotチームとのやり取りを行うことができます。

次のステップ

ご紹介したリンク先で変更点の詳細をご参照の上、貴社担当のチャネル アカウント マネージャー(CAM)にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

パートナー様のコンタクト情報と取引ステージは、取引登録システムにアクセスすると自動的に同期されますが、他のパートナー企業やHubSpotの営業担当者など、社外の関係者とどのコメントを共有するかはお選びいただけます。つまり、コメント欄に営業秘密のような情報を記入することが多い場合は、コメントをHubSpotのCRMに同期する必要はありません。

はい。年間計画の一環として、当社の直販営業部門についても全体的な見直しを行い、上限数を引き下げました。

2021年中は、ドメイン登録と取引登録を並行して運用します。取引を登録すると、取引として正常に登録されます。同時に、システムによって取引と関連付けられたドメインの登録が試行されます。担当がまだないドメインの場合は、貴社担当のドメインとして登録されます。既に担当が割り当てられているドメインでも、取引の作成は可能です。貴社の担当ドメイン以外の場合も、情報共有のインターフェイスを活用することで、HubSpotのCAMまたはドメインの担当者と連携していただくことが可能です。

昨年上限数を引き下げた際、一部のパートナー様にご対応いただけなかったため、今年は新たなルールを設けました。すべてのパートナー様の公平を期すためにもご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。 

サービスの質や認定状況などが適切に反映される方向へとティア要件を発展させることを検討しており、2021年はこうした観点での改善に取り組みます。今年の後半にはさらなる取り組みにもご期待ください。

パートナー様の認定資格などの情報を広く公開できるHubSpot Solutions企業検索については、さまざまなフィードバックを頂いています。このようなお客様にご利用いただくツールについては、HubSpotとしても常に顧客視点でユーザーエクスペリエンスの向上に努めています。そのため場合によっては、パートナー様のご要望にお応えできないこともございます。引き続き適切に意思決定を行うと共に、皆さまとのコミュニケーションの向上にも取り組んでいきますので、今後とも率直なご意見、ご指摘をお願いいたします。ただし、パートナー様と共にビジネスの発展を導くための投資として、今年は前述の認定資格やセンター オブ エクセレンスを中心に検討しています。

はい。英語以外でもパートナー様向けコンテンツの拡充を進めます。HubSpotアカデミーでは今後、専任のプロフェッサーチームにより、パートナー様向けの学習用コンテンツを多言語(フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、ポルトガル語)に展開していく予定です。日本語では2022年のご提供を予定しています。

2020年に、HubSpot Solutions企業検索のインフラストラクチャーの担当を製品開発チームに全面移管しました。こうした企業検索サイトを製品のようにUXを考慮および調査し、専任の開発者を置く取り組みは、当社にとっても今回が初めてのケースです。製品開発チームの管轄となったことで、第1段階(英語)として取り組んだすべての目標を達成できました。今後のパートナー様向けニュースブログでも、今年の改良点の詳細についてご紹介する予定です。

従来の対面形式での開催予定はありません。今年はパートナー様向けに他のバーチャルベントを数多く予定しています。

安全が確保され、妥当性が確認できた場合には、再び対面でのイベントも取り入れる可能性があります。

引き続きご利用いただけます。HubSpotアカデミーでは、今後も公式の公開コースおよび認定資格などにアクセスできます。既存のパートナー リソース センター(PRC)には引き続き、既存製品の販売に関するページなど、機密扱いとならない情報を掲載します。

引き続きご使用になれますが、方向性としてはオンライン コミュニティー プラットフォームの強化に注力していきます。コミュニティーはお客様による利用も活発になっていますので、ぜひ参加をご検討ください。