ティアの獲得・昇格には、販売ポイントと管理ポイントの獲得が必要です。文字通り、販売ポイントは新規または既存のお客さまに販売することで獲得でき、管理ポイントは既存のお客さまにサービスを提供することで獲得できます(なお、販売ポイントはお客さまの契約額が増加した場合にも付与されますが、更新時の割引額の変更など、取引条件による増額は適用外になります)。また、新興市場に定められた地域を所在地とするお客さまに販売した場合は、追加のポイントが付与されます。詳しくは下記の「現在の新興市場の定義」をご参照ください。
2024年2月27日より「パートナー奨励のポイント増加」を開始
2024年2月27日より、HubSpotの成長に大きな影響を与えるパートナーさまを奨励するため、ポイントの増加を行います。新興市場以外の地域においてパートナーさまの活発な営業活動に起因する販売(すなわち、パートナーコラボレーション)を行ったパートナーさまに、販売ポイントを5ポイント付与し、新興市場における販売を行ったパートナーさまには10ポイントを付与いたします(「パートナー奨励のポイント増加」)。(DIFM取引は今まで通りとなり、新興市場以外の地域における販売ポイントは3ポイント、新興市場における販売には6ポイントが付与されます)。
パートナーさまに起因する販売(すなわち、パートナーコラボレーション)に対するポイントの増加は、2月27日以降行われた純新規の販売、および製品ラインのクロスセルを行った場合に適用されます。また、2月27日以降に行われた純新規取引やクロスセルの製品ラインにて、その後アップセルを行った場合にもポイントの増加が適用されます。2月26日以前に販売された製品ラインのアップセルに対しては、ポイントの増加は適用されず、付与されるのは3ポイントになりますのでご留意ください。以下の例で分かりやすくご説明します。
2021年10月:あるパートナーさまはクライアントにMarketing Hub Professionalを120,000円で販売し、12,000円あたり3ポイント(30ポイント)を獲得しました。
2024年3月:このパートナーさまは、同じクライアントにSales Hub Professionalのクロスセルを120,000円で行いました。このクロスセルにより、12,000円あたり5ポイント(50ポイント)を獲得しました。
2024年4月:このパートナーさまは同じクライアントへ、Marketing Hub ProfessionalからEnterpriseへのアップセルを240,000円で行いました。このクライアントへMarketing Hubの製品ラインを元々販売したのは2月26日以前であったため、アップセルに対して付与されるポイントは元通りの3ポイントになります。つまり、パートナーさまは12,000円あたり3ポイント(30ポイント)を獲得し、Marketing Hubにおいて獲得したポイントの合計は60ポイントになります。
2024年12月:同じクライアントに対し、Sales Hub ProfessionalからSales Hub Enterpriseへのアップセルを240,000円で行いました。このクライアントへSales Hubの製品ラインを元々販売したのは2月27日以降であったため、アップセルにはポイントの増加が適用されます。つまり、パートナーさまは12,000円あたり5ポイント(50ポイント)を獲得し、Sales Hubにおいて獲得したポイントの合計は100ポイントになります。
パートナーさまは年末までに、クライアントへの販売において、販売ポイントを合計160ポイント(Marketing Hub Enterpriseで60ポイント+Sales Hub Enterpriseで100ポイント)獲得しました。増加ポイントを開始する以前の場合、上記の販売で獲得できたのは合計120ポイントでした。このように、パートナーさまの営業活動に起因する販売において、より多くの報酬が付与されるようになりました。
現在の通貨別ポイント換算率は次表の通りです。