HubSpot CRMプラットフォーム、Sales Hub、Marketing Hub、Service Hub、CMS Hubは、全てHubSpotがゼロから開発したものです。このため操作性が一貫しており、データ、レポート、および個々のツールは全て同じように操作できます。また、全ての製品、ツール、連携機能をシームレスに連動できます。どのツールも同一のデータベースを基にするため、社内の全チーム(マーケティング、営業、カスタマーサービス、オペレーション)が単一の記録システムを共有することになります。これによりチーム間の情報の引き継ぎが円滑になり、顧客満足度の向上を図れます。HubSpotは、入念な計画に基づいて手間を惜しまず製品を開発し、連携機能のエコシステムも日々拡大し続けているため、チームの全員がアクセスできる一元的な情報源を確立し、それを中心にデータやチャネル、複数のチームを連携させることができます。全てのやり取りは各コンタクトのタイムラインにシームレスに同期されるため、架空のペルソナではなく、実際の顧客をチーム全員がはっきりと理解できます。こうした連携やデータ収集の仕組みによって、パーソナライズの精度を高め、顧客体験の質を向上させ、ビジネスをスマートに成長させることができます。
Zohoは製品の大部分を自社開発していますが、製品を組み合わせて使用するためには、多くの場合、追加の接続または連携によってアプリケーション間での同期を行う必要があります。例えば、Zoho DeskやZoho MarketingをCRMに接続するには、サードパーティーのサービスやマーケティングソリューションの場合と同様に、同期ルールと接続を確立する必要があります(出典)。これらは1つのブランド名でまとめられてはいるものの、基盤となるインフラはそれぞれ異なります。そのため、使用するデータやチャネル、チーム間の連携もばらばらになりかねません。このような摩擦があることでチームの共同作業は停滞し、優れた顧客体験の創出にとって大きな障害となる可能性があります。