HubSpotとの共同販売

HubSpotの営業プロセス、販売に関する規則、共同販売のためのフレームワーク、各種ツールなど、HubSpotとの共同販売に関する資料、トレーニング、コンテンツをご紹介します。

主な関連資料

HubSpotの営業プロセス

パートナーさまの営業活動とHubSpotとの連携を強化する上では、パートナーさまにHubSpotの営業プロセスをご理解いただくことが重要です。HubSpotの営業プロセスを理解することで、営業活動やHubSpotとの共同販売での成果向上と取引の進展につながるとともに、共通のお客さまに優れた結果をもたらすことができます。

HubSpotとの共同販売

 

 

HubSpotの営業プロセスは7つのステージで構成されます。それは、「関係の構築」「課題の把握」「ソリューションのデモ」「懸念事項への対処」「価格と条件の提示」「契約の締結」「取引成立」です。これらのステージは、担当のチャネル アカウント チームが支援するものもあれば、パートナーさまが主導するものもあり、時には共同で対応することもあります。営業プロセスの詳細については、こちらのページ(英語)をご参照ください。

Solutions Partnerプログラムを通じた
販売に関する規則

HubSpotとの共同販売を効果的に行うには、営業プロセスだけでなく、さまざまなシナリオに応じて定められているルールを理解することも重要になります。そうしたルールを知っておけば、ドメインの担当、主要販売形態、クレジットの受け取り方を理解するのに役立ちます。詳細については、Solutions Partnerプログラムを通じた販売に関する規則をご参照ください。

HubSpotの3つの主要販売形態

パートナーさま主導の販売

HubSpotパートナーさまとチャネル アカウント マネージャー(CAM)が連携しながら対応する取引です。これには、パートナーさまの担当可能な上限での取引(取引登録経由)、パートナーさまのインストールベースから販売される取引、パートナーさまの担当可能な上限での別のパートナーさまと競合する取引(「Best Partner Wins」)が該当します。

直接販売

HubSpot Solutions PartnerさまやCAMが関与しない、HubSpotの直販営業担当者が対応する取引です。

共同販売

HubSpotパートナーさま、直販営業担当者、CAMが共同で営業活動を行う取引です。Do Inbound For Me(DIFM)取引とパートナーコラボレーション取引がこれに該当します。

パートナーコラボレーションと
Do Inbound For Me(DIFM)の違い

パートナーコラボレーション

パートナーコラボレーション(PC):パートナーさまが既存顧客や潜在顧客に働きかけ、HubSpot製品に対するニーズを明らかにします。既に直販営業担当者がドメイン登録上限数に従ってその企業のウェブサイトのURL(ドメイン)を担当しているため、パートナーさま主導の販売活動とは異なり、取引を成立させるためにコラボレーションや調整が必要になってきます。

Do Inbound For Me(DIFM)

Do Inbound For Me(DIFM):直販営業担当者がパートナーさまとの連携が必要であると判断し、関与を打診する取引です。直販営業担当者は、プロスペクトにパートナーさまを紹介し、目的を調整し、パートナーさまと緊密に連携して取引成立へと導く責任を負っています。

HubSpotとの共同販売のための
S.M.A.Cフレームワーク

S.M.A.Cとは、Scope(範囲設定)、Match(照合)、Align(調整)、Close(成約)の頭文字をとったものです。これらは共同販売を行う全ての取引において重要なステップであり、共有取引でのHubSpot担当者とパートナーさまの取るべき手順や責任を明確にする上で役立ちます。

共同販売プロセスにおけるScope(範囲設定)とは、プロスペクトが必要としているものと、プロスペクトが自力で行えること需要が見込まれる製品やサービスのギャップを特定することです。

注:DIFM取引においては、パートナーさまが取引に関与する前に、直販営業担当者がある程度の範囲設定を済ませています。パートナーさまに取引への協力をお約束いただいた後、直販営業担当者がそのメモや調査結果を共有します。パートナーコラボレーションの場合は、パートナーさまにて実施された範囲設定をHubSpotに共有していただきます。このフェーズ全体におけるベストプラクティスとして、以下のアドバイスを参考になさってください。

共同販売プロセスのこの段階では、プロスペクトのニーズを明らかにする必要があります(DIFM取引の場合は、直販営業担当者がこの作業を完了した上で、メモをパートナーさまと共有します)。パートナーさまの通常の要件定義プロセスに沿って、プロスペクトの課題、要件、ニーズを把握することをお勧めします。HubSpotの営業プロセスの要件定義ステージ(英語)を参考に、必要に応じてCAMと連携してください。

 

共同販売の取引におけるMatch(照合)とは、パートナーさまやパートナーさまのサービスがプロスペクトのニーズに合致し、最適だとプロスペクトに感じてもらうことです。

共同販売の取引でプロスペクトとパートナーさまがマッチングしているかどうかの判断は、HubSpotによる場合とプロスペクト主体の場合があります。

1.HubSpot Solutions企業検索に掲載されたプロフィール

2. 口コミ

ベストプラクティスを学ぶには、こちらの共同販売に関するコース(英語)を受講されることをお勧めします。

Align(調整)とは、直販営業担当者とパートナーさまが協力し、共同販売に先駆けて営業プロセスの期待値を明確に設定する段階を指します。

この段階では、まず事前の打ち合わせを行います。この事前打ち合わせは、直販営業担当者とパートナーさまが一丸となって成果を挙げるための方法です。その目的は、期待値の設定、スケジュールの作成、問題となる要因の洗い出しを行い、最終的には購入とサービス提供への道筋を立てることです。

ベストプラクティスを学ぶには、こちらの共同販売に関するコース(英語)を受講されることをお勧めします。

Close(成約)とは、パートナーさまが直販営業担当者と協力しながら、能力を発揮して取引を成立させる段階です。

パートナーとして、以下のことを目指してください。

  1. HubSpotの直販営業担当者との良好な関係を維持する
  2. HubSpotの営業プロセスを理解する
  3. 営業プロセス全体を通じて常に直販営業担当者と連携する
  4. 担当のCAMのサポート内容を理解する

ベストプラクティスを学ぶには、こちらの共同販売に関するコース(英語)を受講されることをお勧めします。

取引登録

パートナーさまとHubSpotの担当者の共同販売を効率化するための新しいシステムです。

チャネル販売用の情報共有インターフェイスのご紹介

取引登録は、HubSpot製品取引で見込みのある商談に焦点を当てるために使用されます。当社の新しい取引登録システムには、取引の登録を行うことで共有取引が作成され、パートナーさまとHubSpotのポータル間で情報を同期できるという特長があります。共有取引では、取引の登録時に、パートナーさまとHubSpotの両方のCRM内で同じ取引のレコードが作成されます。パートナーさまが共有取引を登録する方法は3種類あります。パートナーダッシュボードのバナーから行う方法、コンタクトレコードまたは会社レコード上で行う方法、そしてCRM内の既存の取引を共有取引に変換する方法です。詳しくはこちらをご覧ください。