マーケティングキャンペーンをHubSpotで一元管理

キャンペーンの対象にするオーディエンスを見極めましょう。HubSpot CRMを活用し、複数のフィールドに基づいてコンタクトを多様な角度でリスト化することで、オーディエンスを的確に絞り込むことができます。

作成したキャンペーンごとに、個別の目標を記録し、開始日と終了日を設定し、キャンペーンの担当者を割り当てることができます。また、名称の付け方を決めてキャンペーンを整理できます。

トラッキングURLを作成すると、そのURL経由でウェブサイトがアクセスされた場合にHubSpotに情報が提供されるので、マーケティングキャンペーンの成果を測定できるようになります。

HubSpotから直接、Facebook、LinkedIn、Googleに広告を出稿して、リードを創出しましょう。広告とランディングページを組み合わせることにより、クリックされた広告に基づくコンテンツのパーソナライズが可能です。さらに、類似オーディエンスやリターゲティングオーディエンスの機能を活用すれば、適切な相手に広告を届けられるようになります。

コンテンツ、CTA（Call-To-Action）、フォームを訪問者1人ひとりに合わせてパーソナライズすることで、ランディングページの効果はさらに高まります。HubSpotでは、訪問者の現在地、トラフィックソース、使用デバイス、購買ステージといったCRM上のコンタクト情報に基づいて、表示するコンテンツを動的に調整できます。

ドラッグ＆ドロップで簡単に操作できるエディターでカスタムフォームを素早く作成できます。技術的な専門知識は必要ありません。カスタムフィールドを追加することも、自由回答フィールド、ドロップダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスなどのフィールドタイプの中から選択することも可能です。

動的なフィールドを使用すれば、フォームの入力項目として都度、新しい質問を提示できます。少しずつ質問して情報を集めることで、コンタクトを気後れさせることがなくなります。スマートフォームを使用すると、訪問者の所在地、使用デバイス、リファーラルソース（流入元）、ペルソナなどに基づいて、質問を動的に変更できます。

キャンペーンには、ブログ記事、ソーシャルメディア投稿、広告、CTA、Eメール、ウェブページ、ワークフローなど、HubSpot内で作成済みのアセットを含めることができます。また、チームで名称の付け方を決めて、キャンペーンを整理できます。

HubSpot上でタスクを作成してチームメンバーに割り当てることができます。期限の設定やコメントの追加以外にも、タスクとキャンペーンの関連付けが可能という特長があります。

全てのマーケティングアセットおよびタスクとそれぞれの期限を詳細に把握して、カレンダーから直接、必要な作業に進むことができます。

HubSpot内のコメントパネルを使用すると、フォーム、キャンペーン、Eメール、広告、ソーシャルメディア投稿、ワークフローから、書式付きのコメントを同僚に@メンションしたり、やり取りを確認したりできます。

ドラッグ＆ドロップで簡単に操作できるエディターで、パーソナライズされた見栄えのよいEメールを作成できます。さらに、各キャンペーンの条件に基づき、動的または静的なリードのリストを数クリックで作成することも可能です。Eメールキャンペーンを自動化し、コンタクトをセールスファネルの次の段階へとスムーズに導くことで、有望なリードを創出しましょう。

既存のコンタクト情報のインポートや、訪問者をリードへと転換するためのフォームの作成ができます。リードに関する重要な情報を集めるためのカスタムフィールドを無制限に作成することも可能です。プロパティーやウェブサイトの訪問数、Eメールへの反応など、収集したデータに基づいてコンタクトをセグメント別にリスト化できます。

コミュニケーションの方法に基づいて詳細にターゲティングできるカスタム行動イベントを活用すると、顧客に寄り添ったキャンペーンのパーソナライズが可能になります。アプリやウェブサイト内のカスタムのタッチポイントを基にセグメンテーションを行ったり、そのレポートを作成したりできます。

リードに自動でスコアが付けられるため、営業チームは確度の高いリードを簡単に特定できます。リードスコアリングのルールは、特性や行動に基づいて独自に作成可能です。HubSpotのシステムによって、履歴データを基にカスタマイズされた予測リードスコアリングを作成することもできます。

Eメール送信にとどまらない、さまざまなキャンペーン業務の自動化が可能になります。ワークフローは、Webhookのセットアップ、リードのスコア付け、営業チームへのリードの引き渡しに活用できます。プロパティーの更新によるデータの一括管理や、営業チームへの通知も簡単です。 

フォームへの入力完了時に自動的にワークフローを実行するように設定すれば、時間を節約しながら多くのリードへのフォローアップを行うことができます。コンタクトがフォームへの入力を完了した時点で、関連するリード ナーチャリング キャンペーンへの登録や、営業チームへの通知などの処理が自動で実行されます。

リスト上の各コンタクトに個別のEメールを送信可能な、カスタム条件を設定したEメールテンプレートを作成できます。次に、トリガー、条件、アクションを選択し、対象となるリードに合わせて適切なEメールを最適なタイミングで送信することが可能です。

シンプルなフォローアップキャンペーンから複数のステージにわたる複雑なフローまで、ビジュアルエディターではワークフローをその場で簡単に確認できます。高度なセグメンテーションロジックを使用して、ワークフローに登録されるコンタクトと登録のタイミングを的確に判定しましょう。さらに、コンタクトデータベースやCRMの特定の情報に基づいて、受信者ごとにEメールをパーソナライズすることもできます。

Google 広告の最適化イベントを使用すると、バイヤージャーニーの適切な段階の顧客に対してコンテンツを提示することが可能です。CRM上の顧客ライフサイクルデータに基づいて広告をターゲティングできるほか、CRMやウェブアナリティクス（分析）のデータを広告キャンペーンに生かすことで、コンバージョン率の向上を図れます。

HubSpotの統合ブログ環境を活用することで、多くの訪問者を呼び込み、読者を顧客へと転換するために最適化されたブログ記事を簡単に公開できます。また、投稿の日程を事前に設定し、新たなコンテンツを自動的にソーシャルネットワーク上で共有することにより、キャンペーンのプロモーションスケジュールを管理できます。

HubSpot内でキャンペーンを作成し、直接ソーシャルネットワークにコンテンツを公開できます。キーワードのモニタリングを設定することで、特定の言及が検出され、全てのやり取りがCRM側にリンクされます。状況を把握した上で会話できるだけでなく、ソーシャルメディアに関するROI（投資収益率）レポートも作成できます。

動画を活用してコンテンツの効果を高めましょう。ホスティングと管理をHubSpot上で行えるため、ソーシャルメディア、ウェブページ、ブログ記事への埋め込みも簡単です。

コンバージョン率が高いランディングページやEメールを特定し、ページの訪問回数、Eメールの開封率、コンタクトや顧客の創出数などを確認できます。検索キーワードに関する推奨事項を参照し、検索エンジンでの上位化を狙ってページの最適化（SEO）に取り組むことも可能です。さらに、見出しや画像、CTAなどのあらゆる要素についてA/Bテストを実施して、コンバージョンに寄与しているバリエーションを見極めましょう。

HubSpotでは、あらゆるデータを柔軟にカスタマイズして格納し、レポートとして出力することも可能です。カスタムオブジェクトのデータから多面的にレポートを出力したり、ダッシュボードを作成してチーム内での情報共有に活用したりできます。Salesforceのデータを簡単に同期し、連携データに基づいてパフォーマンスを把握することが可能です。

キャンペーンに関する非常に複雑な課題があっても、カスタムレポートを作成することで答えを導き出せるようになります。レポートを作成すれば、キャンペーンの各コンテンツを詳しく分析してパフォーマンスを確認できます。CRM上のコンタクト、企業、取引のデータを、マーケティングキャンペーンのデータとシームレスに連携させることで、多様なコミュニケーションのチャネルやオーディエンスのセグメントにわたって、キャンペーンの効果を把握できるようになります。

マルチタッチ収益アトリビューションを使用すると、キャンペーンの成果を評価し、個別のマーケティング施策が収益にどの程度貢献しているかを特定できます。開発者の力を借りる必要はありません。