プランとスケジュール
初めてのクライアントを獲得したら、HubSpot製品の導入支援を始めましょう。ここでは最初のステップをご紹介します。
クライアントのログイン情報や、事業に関する情報(目標や課題)を収集します。
具体的(Specific)、計測可能(Measurable)、達成可能(Attainable)、現実的(Realistic)、期限付き(Timely)の5要件を満たす目標を設定します。
クライアントがどの製品やサービスを購入したかを改めて確認します。
左記の一連の手順を踏まえ、作業項目とスケジュールを設定します。
以下の手順に従って、クライアントのアカウントを設定します。
利用するすべてのユーザーをポータルに追加し、ソーシャルメディアのアカウントを接続します。
クライアントと共同でコンテンツに関する設定(ホスティング、テンプレートなど)を行います。
アナリティクス(分析)を利用できる状態にし、クライアントのデータを取り込みます。
クライアントが必要とするツールをHubSpotアカウントに連携します。
手順の詳細動画については、HubSpotアカデミー(英語)をご覧ください。
マーケティング施策を顧客化、そして収益化へと結び付けるためにはクライアントの営業チームとの緊密な連携が欠かせません。次の手順に従って、バイヤージャーニーの次のステップへとリードを導いてください。
ヒアリングを的確に行って、クライアントのプロセスを決めます。
ライフサイクルステージ、トリガー、担当者を決定します。
クライアントがHubSpot以外のCRMを使用する場合は、そのCRMとHubSpotの連携を行います。
マーケティングチームと営業チームが連携して、新規のリードを次のライフサイクルステージへと円滑に導くためのコンバージョンパス(リード情報獲得のための導線)とプロセスを作成します。
営業チームからカスタマー サービス チームへと新しい顧客が引き渡される際の顧客体験を把握しておくことは重要です。
マーケティングチームから営業チームへの引き渡しも支援する場合は既に計画書を作成済みかもしれませんが、未作成の場合はクライアントの販売後のライフサイクルステージと各担当者を定義します。
クライアントがHubSpot Service Hubを使用しない場合は、クライアントが使用しているカスタマー サービス ツールとHubSpotの連携を行います。
製品やサービスについて好意的なメッセージを発信してくれるロイヤルティーの高い顧客基盤が構築されれば、ソーシャルメディアの閲覧やリファーラルが増加し、ROIの向上につながる可能性があります。
早い段階で相手の信頼を獲得することは、顧客維持率(定着率)の向上と長期的な関係の構築に寄与し、ビジネスを加速させます。
ビジネスの成長につながる他のインバウンド戦略にも取り組みながら、短期間で大きな成果を上げられる可能性があります。
最初に設定した目標とスケジュールを見直し、短期間で成果を達成するための戦略において主な接点となる部門(マーケティング、営業、カスタマーサービス)との連携を図ります。
画一的なビジネス戦略は望ましくありません。戦略やタスクはクライアントのタイプや目標に応じて柔軟に変える必要があります。
クライアントにはできるだけ早い時期に価値を提供しましょう。クライアントの戦略に役立つツールを1つ~3つ使用して、初期段階の目標を達成へと導いてください。
Marketing Hubは、クライアントが有望なプロスペクトを惹きつけるために必要な機能を備えています。以下に重要なポイントを示します。
ペルソナを明確に定義することで、長期にわたる効果的なマーケティング計画を策定できます。
ここでは、クライアントのコンテンツを質と量の両面から評価します。この作業は、不足しているコンテンツの特定に役立ちます。
使用するツールや目標、ニーズはクライアントごとに異なります。クライアントの最初のキャンペーンに最適なコンテンツタイプを戦略的に検討します。
クライアントのコンテンツを効果的に配信および拡散するための戦略を策定します。
Sales Hubの各種ツールを使用すると、クライアントが効果的にリードとの信頼関係を築くことができます。クライアントがCRMまたはSales Hubを使用している場合、このプロセスは以下のように分割できます。
CRMへのEメールのアクティビティー記録と、送信Eメールのエンゲージメントの追跡が可能な状態に、HubSpotが設定されていることを確認します。
取引のステージと各ステージに対応する営業プロセスの定義を支援します。クライアントがコンタクトリスト、コンタクトプロファイル、取引の機能について理解できていることを確認します。
ツールに関するトレーニングを提供することにより、クライアントの営業チームによる営業プロセスの最適化および合理化を後押しします。主なツールとしては、タスク、テンプレート、シーケンス、ミーティングの4つがあります。
HubSpot Service Hubの各種ツールを使用すると、クライアントは顧客の満足度を高め、推奨者への転換を図ることができます。クライアントがService Hubを使用する場合、このプロセスは以下のように分割できます。
クライアントの受信トレイをCRMに接続します。クライアントの受信トレイをSales Hubに接続する場合と同様に、コンタクトとの間のEメールコミュニケーションの確認、送信、追跡が可能になります。
クライアントがカスタマー サービス パイプラインの各ステージを明確に定義できるように支援を行います。また、クライアントがコミュニケーション、チケット管理、顧客フィードバック、ナレッジベースという主要機能について理解できていることを確認します。
クライアントがチケットパイプラインを使用する場合は、ステージの設定や部門間で利用するすべてのツールの動作について確認を行います。
ROIを実証するには、レポートの基本機能を設定する必要があります。以下の点を考慮してください。
クライアントにとって最も重要なレポートを特定し、最初に設定したSMART目標に照らし合わせて評価します。
Solutions Partner様は、適切なタイミングでクライアントの活動状況、成果、ROIを把握しておく必要があります。
クライアントにとって重要な測定指標のパフォーマンスを確認できるように設定します。
当然のことながら、クライアント企業によるサブスクリプションの更新とSolutions Partner様との契約の継続には密接な関係があります。この2つの目標の達成に役立つのがポータルオーディットです。
HubSpotはデータサイエンスに力を入れており、製品の使用状況を基にスコアを判定することで、お客様の更新の可能性を予測しています。
HubSpotでは、同様のお客様との比較を通じて特定のクライアントに関する理解を深めていただけるよう、こうした情報をパートナー様と共有したいと考えています。アカウントのレビューについては、貴社担当のHubSpotパートナーチームとの打ち合わせを設定してください。打ち合わせにあたって、以下の準備を行ってください。
貴社担当のHubSpotパートナーマネージャーが、SMART目標を拝見し、クライアントとの関係を考慮した推奨事項を提示します。
クライアントのソースレポートを確認して、トラフィック、コンバージョン、新規顧客の獲得にウェブサイトがどの程度役立っているかを読み解きます。
クライアントのオーディット結果に基づいて、担当のHubSpotパートナーチームがアクションプランのカスタマイズや顧客を成功に導く推奨事項の作成を支援します。
上記の情報はすべて、こちら(英語)のレッスンで確認できます。
クライアントはパートナー様、HubSpotの両方と契約を交わしています。HubSpotの更新における主なポイントは以下のとおりです。
パートナーダッシュボードを参照して、HubSpotの更新期限が迫っているクライアントを確認します。
更新するクライアントごとに、該当するコミュニケーション担当者(パートナー様またはHubSpot)が選択されていることを確認します。
更新のコミュニケーション担当者が選択されたら、HubSpotとの契約、パートナー様との契約の両方をクライアントが更新できるように支援してください。担当のチャネルコンサルタントに連絡し、手続きについてアドバイスを受けてください。
お困りのことはありませんか? 担当のHubSpotチームが解決をお手伝いいたします。
また、HubSpotアプリの画面右下にあるヘルプリンクをクリックしていただくと、サポートチームに簡単にお問い合わせいただけます。