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HubSpot導入事例|ポジウィル株式会社

作成者: Rodrigo Souto|2022/01/11 2:09:18

導入前の課題:問い合わせ数増加に伴い、各事業部の工数が追いつかない状態に

当社が運営する「ゲキサポ!キャリア」は、キャリアに漠然とした不安を抱えている方に対し、プロのアドバイザーがマンツーマンで自己分析の支援をするサービスです。相談者の方と面談を設定する機会が多く、一日で数十件スケジューリングすることも。1つ1つの面談を手作業で設定しており、これ以上問い合わせが増加したら現状のメンバーでは対応しきれない状態になりそうだったため、面談設定を自動化できるツールの導入が急務となりました。

また、マーケティングチームではメールマーケティングの効果測定が十分にできていない、セールスチームでは商談ごとのステータスがブラックボックス化されているなどの課題もありました。面談設定の自動化だけでなく、顧客管理や商談管理も整備する必要があると感じ、それらの問題を解決できるCRM、SFAを探していました。


いくつかのツールを検討したのですが、中でも機能と価格のバランスが最も良いと感じたのがHubSpotでしたね。

導入後の成果:同じ人数で、3倍の問い合わせ数にも対応できるように

  • ・面談設定を自動化し、作業工数がほぼゼロに
  • ・顧客情報が集約・可視化され、施策の効果を測定しやすくなった

HubSpot CRM、Sales Hub Professional、Marketing Hub Starterを導入したのですが、もっとも業務効率化に繋がっているのはSales Hubのミーティング設定機能ですね。HubSpotとGoogleカレンダーを連携し、ミーティング調整用のURLを面談希望者に送付。リンクを踏んでいただければ、担当者の空き状況がわかるので、その中から面談の日時を決めていただきます。

これまでは、メールをやりとりして日程調整していたので、その作業が丸ごとなくなりました。HubSpot導入前は1日数十名の問い合わせ対応でも疲弊していたのですが、現在はその3倍以上の問い合わせが来ても、作業時間はゼロです。事業が成長するに連れて、問い合わせ対応の工数問題は避けて通れないと感じていましたが、HubSpot導入で解決できました。

HubSpotCRMの導入で、流入チャネル別にバラバラに管理していた顧客情報が一箇所に集約されたのも大きいですね。特に、メールマーケティングを実施する際のリスト作成の手間がかなり削減されました。メールマーケティングはあまり推進できていなかったのですが、Marketing Hubのおかげでリスト作成から配信、効果測定までがスムーズにできる上ようになりましたね。

導入して良かったと感じるポイント:見込み客の行動情報が可視化され、部門間での連携を強化できた

  • ・データ分析や戦略設計に時間を費やせるように
  • ・顧客のステータス管理がしやすくなり、成約率の向上に寄与


何より、HubSpotを導入して良かったと感じるのは、作業自動化を実現できたというところよりも、自動化によって生まれた時間をデータ分析や戦略設計にまわせるようになった点ですね。

HubSpotはデータ分析機能も充実していますし、ユーザー一人ひとりの行動(いつ、どのページを閲覧したのか、どのメールを開封したのか)も追えます。ユーザーに寄り添った施策を考えられる土壌があるので、それらを活用できる方向にリソースを割ける状態になったのは良かったです。

また、ランディングページ作成、フォーム作成がとても使いやすく、気軽に作成できるようになりました。そうなると、思いついた施策を実行しやすくなるんですよね。施策を始めるするスピードが早くなったと実感しています。